KIBARIの家は快適なのか!?
最近は燃料高の影響やSDGsへの関心の高まりなどを受けて住宅の断熱性能や気密性能を気にされる消費者の方が増えていますね。KIBARIデザイナーの宮崎です。
今日はKIBARIの断熱関係のお話です。
間取りや窓の大きさや数などの諸条件で計算結果が変わるので確定的な数字は言えないのですがKIBARIでは建設場所の地域性(関東でも温暖な地域での建設が多いこと)や、建設コストとのバランスを考えて
G1(HEAT20)相当レベルの断熱性能を標準仕様としています。
前回ブログでご紹介した「洋光台の家」の計算結果はコチラ
いまやハウスメーカーのハイスペック住宅にはG2~3レベルの住宅もありますのでKIBARIの性能が高いかというとそれほどでもないというのが正直なところ。。。(G1レベルがけっして低いわけではありませんが)
では熱環境面から見たKIBARIの良さとは!?
KIBARIではコストバランスの良いG1レベルの断熱性能に加えて、
建築家が地域特性に合ったパッシブデザインの考えで建物の配置やプラン、庇を含む断面を設計しているため、計算値以上の快適さが確保できていると自負しています。
実際に建て主(先輩KIBARI)からは「非常に快適に過ごせていると」ご好評をいただいております。
実はこれがKIBARIの大きな特徴なのです。コスト+工夫!
KIBARIは建築家による一邸一邸オリジナルの自由設計の為、建設場所に応じた断熱設計や通風計画、パッシブデザインの要素を取り入れた計画が可能となっています。
先輩KIBARIの実感例
こちらは「洋光台の家」の一階部分「ファミリースペース」の熱環境シミュレーションです。
熱取得量を色で可視化したものです。左側は冬場、右側が夏場の状況です。
(熱取得量は青色→オレンジ色になるに従い多くなります)
冬は熱の取得が多くオレンジ色に、夏は熱の取得が減り青色になっていることがわかります。
床をフローリングなどよりも蓄熱性のあるタイル敷きとしているので
冬場は太陽の熱でタイルを温めて日中の熱環境の安定に貢献させています。一方夏場は隣家の壁や窓上に設けた庇を活用し、できるだけ太陽の日差しを遮りタイルのひんやりとした体感温度が快適な環境を作り出しています。※冬場は更にガス暖炉を使用して家全体を温めています。
複雑なプランの場合、日射取得を専用ソフトを用いてシミュレーションしながらプランを検討することも。
とはいえ、もう少し断熱性能にこだわりたい方には
G2レベル以上の断熱性能を設定できるKIBARI+(キバリプラス)を断熱性能のハイクラスとしてご用意していますので詳細はお問い合わせください。
現在進行中の緑園都市「KIBARIモデルハウス」ではKIBARI+(G2レベル)で設計を行っています。コチラは先月現場がスタートしましたので進捗含めてブログでもご紹介していきたいと思います。
余談ですが
G1レベルの断熱性能があれば比較的低コストで長期優良住宅の申請ができますので、最近では「長期優良住宅」や「こどもエコすまい支援事業」の申請を行うお客様が非常に増えてきています。
税制面でのメリットや助成金を受けられる制度ですので日を改めてコチラもご紹介していきますね。
いつものように長くなりました。。。
今日のテーマのような断熱性能も含めた家づくりの感想を先輩KIBARIから直接聞いてみませんか?
7~8月は先輩KIBARIのお宅を拝見する見学ツアーを開催しています。
お気軽にご参加いただき、ぜひ実際の建物を肌で感じていただければと思います。
それでは!