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INTERVIEW

お施主様インタビュー 田舎モダンの家 PART2


KIBARIは「お金の話を最初からしてくれたこと」がよかったとFさん。KIBARIの資金計画の予算配分の精度がとても高くて、終始安心して家づくりを進められたそうです。自分の大事なお金を預ける人を誰にするのか、それは家づくりで一番重要なことですよね。土地探しから完成まで、トータルでサポートするKIBARIチームとの家づくりストーリーをお話しいただきました。

F様 最初は住宅展示場や近所の工務店に行ったのですが、全くお金の話をさせてくれなかったんです。結局いくらかかるのか?と聞いても「それは追々と…契約したらお見積もりお出ししますので」という感じで。土地も無い状態だったのですが「契約していただければ土地探しもお手伝いできます」と・・とにかく契約しないと前に進まない、というものでした。

何も見えない中で契約なんて、正直話にならないなと思いました。いくらになるのかもわからず、どんな家が建つのかもわからないまま契約なんて、世の中のみんなはこんな状態で契約しているの?!と素朴に疑問でした。

都心の建売も見に行きましたね。狭い土地に建っているので、家の中が暗くて。窓を開けてもお隣さんこんにちは状態でしたし、「20畳あります」と言われても、柱や何かの突起物があってデッドスペースだらけ。ぜんぜん20畳には感じませんでした。それで1億円近いって…。(と、何度も心が折れかけたお話が続きました…)

―――ネットからKIBARIチームのサイトを見つけていただいたとのことですが、どんなところにビビっときましたか?

F様 悶々としていた時にネットを見漁っていたら「逆転発想 失敗しない土地探し」という見出しコピーが目に止まって。そこに「建てる家から考える」と書かれていたんです。『そうだよね!』って。これがKIBARIの土地探し・プロデュースを担当されている不動産会社のフリーリーデザインボックスさんのサイトでした。

当山 早速お問い合わせいただいて、家づくりで実現したいことはどんなことですか?といったお話をお聞きしました。それなら建築費にはこのくらいのご予算が必要ですね、土地と建物でご予算の配分はこうなりますね、とお話させていただきました。

F様 さすがって思いました!最初の問い合わせの電話の段階からお金の話をしてくれたんです。そこでやっと、私たちの総予算の目安がイメージできました。どこを目指したらいいのか全くわからなくなっていたので、やっとスタートラインに立てたと思いました。

左から、KIBARIプロデューサー当山、KIBARI設計デザイナー宮﨑、Fさんご夫妻

―――土地探しの経緯を教えてください

当山 最初は横浜、湘南エリアで土地を探しはじめました。ただそのエリアだと、ご希望の建物を建てるためには土地と建物の配分がうまくいかなかったので、もう少し郊外にエリアを広げていいですか?とお話をしました。

F様 職場も完全リモートワークに切り替わり、郊外でも全然OKになったので、範囲を広げて探していただきました。

当山 郊外にエリアを広げた2回目の土地案内は面白かったですね。山の中にある200坪もある土地とか!

F様 そう、土地の中に沢があって!すごい自然で面白かったですね。隣には超豪華な別荘が建っていて。でもスーパーまで車で20キロみたいな立地だったので諦めました(笑)。当山さんには、直近に山を感じる土地、少し山を感じる土地、そして今の土地といった具合に、それぞれに特徴のある土地を、段階を踏んで案内いただき比較することが出来たのでとてもありがたかったです。

当山 そうですね。決めていただいた土地は、平坦で周辺にお店も多く、生活する上で便利でしたし、また敷地の隣が調整区域なので広がる田園の景色が変わらないのもポイントでしたね。

F様 2秒だけ悩んで、ここに決めました!
自宅の正面には、山の裾野まで見通せる大パノラマが広がります。

―――2階のリビングダイニングからの景色が素晴らしいFさん邸。間取りはどのように決めていったのですか?

当山 土地の目処がたったところで、設計デザイナーの宮崎さんにまず住宅ローン用の仮プランを用意してもらいました。

宮崎 仮プランですので、ご要望はまだ無い状態で簡単におこしました。ご購入予定の土地に立ってみて、視線が高い方がより景色を楽しめるだろうなと感じ、リビングダイニングは2階にしました。

F様 そうですね。ローン用の仮プランも見せていただきましたが、まだ何の要望もお伝えしていないのに、今まで見たどの家よりも良かったです(笑)。

宮崎 その後、土地購入が決まり計画が進んだのでプランは2階にリビングという1択となり、2階はリビング・ダイニング・キッチンをどう配置するかというプランをいくつかお出しするのですが、その違いが平面図だけでは伝わりにくいかと思い、パース図もお出ししました。

F様 宮崎さんにご用意いただいたパース図は、陽の入り具合もシミュレーションできて、間取りを決めるのにすごく指針になりました。

宮崎 結果、一番シンプルな配置に決まりました。リビングはシンプルで綺麗にを追求していった結果、最後は天井の照明まで無くしましたからね。(笑)

F様 そう、天井の一面米杉貼りがとてもきれいで穴を開けたくなかったんです!その代わり間接照明を仕込んでもらいました。

宮崎 関節がメインっておしゃれですよね〜。でもなかなか出来ることではないです。普通は暗いのを心配されるので「大丈夫ですか?」と聞きましたが「暗いのは全然大丈夫ですよ!」って。それでも心配だったので、勝手に照度計算しました。
とても仕上が良かったので、Fさんの家づくり以降は米杉天井には穴を開けない方向で提案しています(笑)。

F様 引っ越して後日、お隣さんのご主人に「家の設計士さんは開成町の人か?」と聞かれまして。「土地のことを本当に理解している設計になっている。風の流れ道をちゃんと理解しているよ」って。「玄関も大窓も北側に設置しているところがいいぞ」って。

当山 くすぐったいね、宮崎さん。

宮崎 うれしいな〜。開成町に事務所作ろうかな(笑)。

一面米杉貼りにしたリビングの天井。夕暮れ時の空と間接照明の光がなんとも幻想的。

―――KIBARIは部材の基本パーツが決まっていますが、どんなことがメリットと感じましたか?

F様 基本パーツといっても、KIBARIチームのみなさんが選び抜かれた部材ばかりなので品質は申し分ないものだったので、パパッと決め進めたい部分は基本パーツで十分でした。逆にキッチンにはこだわりたかったのでオプションをじっくり吟味する、という感じに、メリハリがつけられるのがとてもよかったです。

当山 Fさんは拘るところとそうでないところにメリハリがある打ち合わせでしたね。こだわりがあまりないお風呂決めは特に早かったですよね。

F様 お風呂はコストを抑える箇所と考えていましたから。だからお風呂(TOTO)のショールームに行く目的は、KIBARIの標準仕様を見に行って、これなら安心だねって確認するという目的だけでした(笑)。

宮崎 物決めのプロセスの簡略化ができるところはKIBARIの特徴になっているポイントですね。

F様 友人がちょうど同じ時期に注文住宅を建てていまして。床材、クロス、キッチン、洗面台…と、それぞれにありとあらゆる選択肢があり、全部決めなければならない。毎週、部材別の、それも各メーカー別のショールーム巡りをしていて、大変そうでした。

―――こだわり抜いたのがキッチンだったそうですね。どんな風に決めていきましたか?

当山 Fさんは当初から「オールステンレスでキッチンにこだわりたい」というご要望がありましたので、KIBARIのオリジナルキッチンを作って頂いているYAJIMAさんのショールームをご案内しました。

F様 自宅でホームパーティーをしたいという夢をずっと描いていまして。大量の料理をさばける広さと設備を…とイメージを膨らませてYAJIMAさんのショールームに行きました。楽しくて楽しくて大はしゃぎでした。

宮崎 カップボードの長さも綿密に計画しましたね。カップボードに置く調理器具は、お持ちの物、購入予定の物を全部リストアップしていただき、図面に起こして「よし、これなら全部置けるぞ」って。

当山 キッチンは決める設備の中では一番面白いですね。設備・面材もものすごい数の素材があって寸法も㎜単位で決められます。オーダーと既製品とではやはり全く違いますね。
おそらく数ある打ち合わせの中でも、キッチンの打ち合わせが皆さん一番テンションが上がっているように思います。

カップボード。扉がある部分と無い部分を作り、予算の調整をやりくりされたそうです。

―――全てのお客様から定評のあるKIBARIの資金計画表。どんなやりとりを経て作られているのですか?

当山 最初に土地代、建物代、諸経費と大枠を組みつつ、お客様が家づくりで実現したいことをおうかがいし、そこに注力できる予算を割り当てていくといった具合です。
Fさんは最初のヒアリングの段階で「キッチンにはこだわりたい」とお聞きしていましたので、キッチンのグレードアップ(オプション)の予算を確保しました。

F様 キッチンはやりたいこと(オーブンのビルトイン、カップボードのグレードなどなど)が多すぎて。でも、当山さんにオプションの予算配分をしていただいていたので、そこに納めるにはどうしたらいいか?という思考に切り替えて考えられました。当山さんには、打ち合わせの進捗に合わせて何度も資金計画表を書き換えていただき、最終的に納得のカタチに落ち着きました。

当山 そうですね、オーブンはビルトインから置き型にすることでウン十万円違ってきたり、カップボードの扉を付けない仕様にしたり、予算に納まるように工面しましたね。

F様 あと、全体の予算配分の精度がものすごく高かったです。最初に当山さんに要望のヒヤリング時に作っていただいた資金計画と、家が完成しての実際の資金配分にほぼ差異がなかったんですよ!
プロジェクトを通して当山さんがずっと付いていてくださったので心強かったですね。図面から実際どうなるのかを想像するのはやはり私たち素人では難しく、プロの当山さんに都度アドバイスをいただきました。プロジェクトを一貫して全体を俯瞰して見守ってくださるというのはすごいことだと思います。

=取材後記=
取材でおうかがいしたその夜は、Fさんと、以前に開成町でKIBARIを建てていただいたHさんも合流して当山さん宮崎さんの久々の再会に、食事会をするということでした。暮らしがスタートしてからも交流が続いていく関係。誠実な家づくりの上に築ける関係なのだと思います。
取材記事では紹介しきれませんでしたが、Fさんは家具もトータルコーディネートをしたいと考えていて、もちろん家具(ダイニングセットとソファー)の予算も資金計画表に組み込まれました。
資金計画は円グラフを描くように、お施主様の総予算を円の中で配分する。土地探しの段階から円グラフを描ける家づくりチームは、そうはいないぞ、ということがFさんの冒頭の「心が折れかけた」エピソードからもよくわかりました。
ここで耳より情報を!
Fさんは家づくりの記録をInstagramにまとめていらっしゃいます。KIBARIチームとの出会いから家づくりの日々、そして暮らしがスタートしてからの日々…。実際に家づくりを経験されたお施主様目線の嘘偽りのない記録は、これから家づくりをされる方にはとても参考になると思います。
最後に、印象的な一文を引用させていただきます。
「KIBARIチームと家づくりを永遠にしてたい笑」(2021年7月19日投稿)
@araharuuuuu

【KIBARI STUDIO】たまプラーザショールーム

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